ふつうの古文評論・解説

平定文、本院の侍従に仮借する語

(皇子の子、平中(平定文)が高嶺の花にふられる話)

 

 

※全くエロくないです

※文の一部を改変、省略しています

※文の順序を変更しています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかる間、その時に本院の大臣と申す人おぼしけり。その家に侍従君といふ若き女房ありけり。

そんなとき、時平(すごい)人の家にいる侍従、君という女がいました。

 

 

形・有様めでたくて、こころばへおかしき仕人にてありける。平中、この侍従がめでたき有様を聞きて、年頃えもいはず身に替えて仮借しけるが、侍従、消息の返事をだにせざりけり。

その女は可愛くて、からだつきもよく、性格もよい、男はその噂をきいて手紙を送るけど返ってこない。

 

(私も高1の秋に、あの娘の存在をしりました、可愛くて、服の上からでもわかるおっぱいのでかさ、おそらくE以上はあります、舐めたい)

 

 

消息を書きてやりたりけるに、「ただ『見つ』とばかりの2文字をだにみせたまへ」と、書きてやりたりけるに、返り来て急ぎ取りて見ければ、我が消息に其の『見つ』といふ2文字を破りて、薄葉に押し付けて遣せたるなりけり。

男が手紙で、「この手紙を『見ました』よ、とだけでも返してください」と送ると、女は「『見ました』」を男の手紙を切って貼り付けて手紙を返した

 

痛烈ぅ!前文での性格がいいというのは、うわべであることが推測できます。でもあの娘は形めでたく、こころばへおかしきだったなぁ。私がうわべで接せられていたとはあまり考えたくないでござんす)

 

 

平中これをみるに、「さはれ、かくてやみなむ、心尽しに無益なり」と思ひて、夜深ふけて、わりなくして本院に行きて、局にいいつぐ童を呼びて、「思ひわびてかくなむ参りたる」といはせたりければ、「しばし待ちたまへ」といいだす。

男はこの手紙をみて、もぅまぢ無理…諦めよ、と思った。しかし、夜が深まると女のいる所へ行って、門番をする人、童に女に私がいることを伝えてくれと頼んだ

 

 

(わかる、あの娘が一度告白されて付き合った時に、何度射精しても収まりませんでした。1ヶ月ほどで男から振られたらしく、その男が腹立ってたまりません)

 

 

 

一時ばかりありて、来たりて、安らかに開きぬ。内へ入れば、頭ざま、肩つき、髪はいみじく、平中嬉しさに物もおぼえねば、体はれて言いいでむ事も思えぬに、女、「いみじき忘れ物、隔ての障子の懸金かけで来にける。行きてかけてこむ」といへば、女起きて行きぬ。

"2時間"ぐらいして、童が来て扉が開いた。家に入ると、女がいた。顔、肩、髪はたまらん、男は嬉しさの余り、何も言えずにいると、女が「障子のカギを閉め忘れてました、かけてきます」と言って、女が一人でカギをかけに行った。

 

(夜中に、平安中期頃なのでたぶん真っ暗の中2時間、もはやキモい。)

 

 

 

その後、平中まちふしたるに、「今は来む」と思うに、やや久しくなりぬれば、あやしさに起きてさぐれば、懸金はあり。ひけば彼方より入りにけるなり。

男が女の帰りを待っていると、あまりに長く様子を見に行くとカギは閉めておらず、開けてみると家の奥へ行ってしまっていたのである。

 

(辛すぎる。忘れもしない小雨が続く6/6/2018、私は告白して振られました。電車で待ち伏せて話しかけました。相手に合わせ、一駅前に降りて告白したので、何で濡れているのか分からないまま2kmの帰路を歩き、ガソリンスタンドでは安室奈美恵のHEROが流れていました。)

 

 

 

さて、その後よりは「いかで此の人の心うとからむことを聞きて思ひ疎みなばや」と思へども、つゆ然様の事もきこえねば、「此の人の、はこにしいれらむ物は我らと同じ様にこそあらめ、それを見てば、思ひ疎まれなむ」と思ひ得る。

男は女を忘れようと、女の非を探すけれど、全くないので、「女のうんこはきっと汚い」と思いついた

 

(私はあの娘の乳輪がくそでかいことを想像しました)


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さるけなしにて、局の辺りを伺ふほどに、香染めの薄物にはこをつつみて、扇を差し隠して、局よりいでゆく。平中寄りてはこを奪ひ、開けると、香のえもいはれずこうばしければ、はこを引き寄せて少し引飲み、嘗めつ。

平中心ときものにて、「異なり」と心得る。「いかでか此の人とあはむ」とまどひけるほどに、死にけり。

男は便所あたりを歩いて、ついに女がうんこするところを捉え、そのうんこが入っている便器を入手した。開けてみると、あまりに芳しいので飲んで、なめた。

しかし、それはうんこではなく、別のものだとわかった。男は「常に上手だ。やはり、この女はすごち、結婚したい」と思ってる間に亡くなってしまった。

 

(しみけん)

 

 

 

されば、「女には強ちに心をそむまじきなり」とぞ、世の人そしりけるとなむ、語り伝えるとや。

こういうわけで、「女に心を奪われすぎるな」と語り継がれる。

 

 

 

 

 

 

実はこの文の冒頭に、この男について

・形、有様うるはし

優れたるもの世になし

・言い寄られないものなし

とイケメンなのです。

だから作者も、ストーカーでも、うんこを盗んでも特に何も言わない。(心内語が見当たらない、今昔の特徴かも)

 

 

 

 

 

 

 

 

あの娘が告白を許した男はイケメンだったなぁ

 

 

 

 

 

 

 

       出典:今昔物語集四(新潮文庫